代理出品詐欺
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よくある詐欺事例

オークションなりすまし
 
>> 手口

悪意のある第三者が別人のオークションの ID を不正利用して大量の出品を行い、詐欺を行う手口です。 ID を不正利用されたユーザは、全くの別人が自分の ID を使って詐欺を働いていることに気がつかないまま、オークションサイトから ID が削除されたり高額なオークション手数料を請求されたときに、初めて気がつきます。

ID とパスワードが別人に知られてしまうと、登録しているメールアドレスなどの情報も勝手に変更されてしまいますので、当の本人は気がつきにくいということもあります。

 
>> 未然に防ぐには

オークション ID やパスワードは厳密に管理して、推測されやすいパスワードは使用しないこと、定期的にログインして自分のアカウント情報を確認しておくことが必要です。

勝手に外部に情報が流れていないか、普段使用している PC のセキュリティにも気をつけましょう。情報漏えいには、フィッシングメールによるものや、ウイルスや悪意のあるプログラムのインストールによる被害も考えられます。

そして、何より ID やパスワードを他人に決して教えないことです。 PC にメモで貼り付けておくなどはもってのほかです。杜撰な管理体制は、最終的に自分に責任が及ぶということを常日頃から自覚しておくことが大切です。

 
>> 被害に遭ってしまったら

先ずは ID を削除することをお勧めします。

悪用された ID でオークション被害に遭った人から連絡があったら、警察に相談したり、オークションサイトが設けている補償制度を利用するよう勧めてください。ただ、 ID の所有者には、オークションサイトから落札にかかる数パーセントの手数料を請求されます。これは規約等により、たとえ本人に覚えが無くても ID 所有者に請求がなされますので、これはオークションサイトと交渉するしかありません。

 

※警察にご相談する際は、お近くの警察署にてご相談ください。
警察には下記の窓口もあります。
警察庁 サイバー犯罪対策 
都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等 

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